サッカー、バスケ、野球などのスポーツで使われる「コーチ」「監督」の英語表現。
あまり世間では見向きされない、マニアックなスポーツ英語を定期的に紹介しています。
今回はスポーツで必ず使われる「監督」「コーチ」の 英語表現です。日本語でも使われるこの「コーチ」は、英語でも使われているのでしょうか。
スポーツ英語の「監督」
manager
海外のスポーツ英語で一番よく見かける表現は、“manager” でしょう。日本語的な意味合いで言うと部活を補助するマネージャーのような感覚に思えるかもしれませんが、海外のスポーツ英語では、「監督」という意味で使われます。
“manager” の定義
OXFORD LEARNERS DICTIONARY より “manager” の定義を引用すると以下のようになります。
manager
Oxford learners dictionary より引用
a person who trains and organizes a sports team
スポーツチームを指示したり、
まとめる人物。
上記の定義を見てみると英語の “manager” は、日本語の「監督」の意味といっても間違いなさそうです。
実際の使用例・イギリス英語・サッカー
実際の “manager” の使用例を見てみましょう。
サッカー、イングランドプレミアリーグのマンチェスターシティが11月23日に発表したニュースで、監督のペップ・グアルディオラが2025年まで契約を更新したニュースです。
OFFICIAL: Pep Guardiola has extended his contract as Manchester City manager to 2025 😤 pic.twitter.com/EyPbwaMurK
— B/R Football (@brfootball) November 23, 2022
ツイート内にはこのように書かれています。
OFFICIAL: Pep Guardiola has extended his contract as Manchester City manager to 2025
@brfootball より引用
公式:ペップ・グアルディオラがマンチェスターシティの監督を2025年まで契約更新。
やはり、マネジャーが使われていますね。
Coach
日本語では、監督の次のポジションとして使われる「コーチ」という単語ですが、英語での “coach” は、「監督」という意味でも使われます。
“coach” の定義
再び辞書の定義を見てみましょう。
OXFORD LEARNERS DICTIONARY より “coach” の定義を引用すると以下のようになります。
coach
Oxford learners dictionary より引用
a person who trains a person or team in sport
先ほどの “manager” とほぼ同様の意味となっております。
他にも、”head coach” も「監督」として使われます。
それじゃあ日本語の「コーチ」は英語で?
先述の通り、日本語の「コーチ」という単語の “coach” は、英語で監督を意味しているようにも感じますが、英語で監督のサブ的なポジションにつく「コーチ」は英語でどのように言うのでしょうか。
“coach” “manager” は包括的な「首脳陣」
“coach” “manager” は、英語で監督として使われる、と先ほど辞書を用いて解説しましたが、両方の単語共に包括的な組織の管理者のような意でも使われます。日本語で言うところの「首脳陣」 という感覚です。
assistant~
そのため、”coach” “manager” 両方とも先に “assistant” という単語を付けると日本語でいう「コーチ」、監督のサブポジションの意味になります。
・assistant manager
・assistant coach
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