【バスケの英語フレーズ】バスケからスポーツ観戦までに使われる
“pull up”
スラング英語を解説!!
あまり世間では見向きされない、マニアックなスポーツ英語を定期的に紹介しています。
今回は非常に幅広く使われる英語 “pull up” のスポーツの場面での使い方を紹介していきます。
NBAから
まず1番多く使われ、代表的なのがNBA、バスケの試合中で、”pull up jumper” といった使われ方をします。
この “pull up” は、日本でも「プルアップジャンパー」といった使われ方をしているようにドリブルからそのままスリーポイトやミドルレンジからのシュートすることを意味します。
以下のような使われ方も代表的な例です。
・the best pull up
・dribble pull ups
NBAからのSNSでの使用例
実際の使用例も少し見てみましょう。
Half-court. Pull up. Buzzer. Splash.#PhantomCam x @JaMorant pic.twitter.com/xPGe1gCeLE
— NBA (@NBA) November 16, 2022
上記は、2022年11月16日にNBA公式からツイートされた内容で、グリズリーズの Ja Morant がブザービートを決めた内容ですが、投稿内では、“pull up” が使われているのが分かります。
スポーツを観戦しに来る/行く
pull up は、他にもスポーツの場面では「スポーツ観戦」というスラングの意味で使われます。
以下のツイートを参考に見てみましょう。
LeBron pulled up to Paris to support Liverpool in the Champions League final 👑 @brfootball
— Bleacher Report (@BleacherReport) May 28, 2022
(via @SamsOfficiel) pic.twitter.com/iKc2mKBfes
NBAのキング、レブロン・ジェームスがパリへ、自身もオーナーを担うリバプールのチャンピオンズリーグの決勝を観戦している様子です。
投稿内では、「puled up=観戦に来る」といったスラングの意味で使われていますね。
数々の意味を持つ “pull up”
今回はスポーツの場面で使われている代表的な “pull up” の使われ方を解説しましたが、正直、pull up は、スラングも合わせると数え切れないほどの意味を持つ単語です。
追加で簡単な例を下記に挙げておきます。
・~を引き上げる
・車を停車させる
・懸垂
などなど。
“pull up” のみにフォーカスを当てておりますが、動詞の “pull” は他にも “pull on” “pull off” なども存在し、すべてをカウントして日本語訳として暗記するのは不可能に近いぐらいです。
日本の学校で習うようなpullの意味のみで解釈するのではなく、複数の意味を持つ “do” や “be” などの動詞のように捉え、柔軟に対応していくのがよろしいのではないでしょうか。
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