NBAスター選手のルーティーン。どれが好み?

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当ブログでは、海外研究や論文を元にした科学的な練習法を紹介したり、話題の海外スポーツトピックから、データベースな新情報をお伝えしております。 たまにスポーツ英語も紹介。

MLB、NBA、NPB、ヨーロッパサッカーが題材となっていることが多いです。

筆者は、ダルビッシュ有さんとフアン・ソトの大ファンで、夢はサンディエゴに生で見に行くこと。高校まではただの野球人だったが、海外のスポーツが好き過ぎて、英語を学び、日本の外に住んでいる20代。

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白熱のNBAファイナルも終盤に差し掛かってくるにつれ、緊迫したゲームが続いています。

ハイレベルな戦いで集中力を高めるのに、よくスポーツ選手が行う、ルーティーン

昨年のNBAプレーオフでは、フリースローを放つ前にヤニス・アデトクンボ(バックス)が、ゆっくりルーティーンを行い、制限時間の10秒を超えたため、バイオレーションを取られたのも話題になりました。
同年のNBAファイナルでは、ヤニスのフリースローの際、観客による10秒のカウントダウン煽りは、名物となりました。

そんなNBAのスター選手も大切にするルーティーンですが、本当に効果はあるのでしょうか?

実際、科学的にもルーティーンに関する研究はされていて、ウィーン大学の研究者らが行った、メタ分析(複数の研究を統合し、さらに分析した研究のため信憑度が高い)の結果、やはり、、、

本番前のルーティーンは本番力パフォーマンスアップに効く

という事が結論付けられています。

参照にした研究では、特にこれといったルーティーンが指示されていないものの、パフォーマンス前に自分独自の動作や儀式などを行うと、平均的にパフォーマンスの向上が見込める事が、示唆されています。

他にも、プレッシャーがかかる場面ほど、ルーティーンの効果は高くなっていく事を示した論文などもあるため、その効果は大きいようです。

ルーティーンは、私たちの日常でも使えるテクニックです。
大事な試験や、面接、プレゼンなどのプレッシャーを感じる場面で、簡単にできる自分なりの儀式を持っているとパフォーマンスが上がると言えそうです。

「深呼吸を3回する」や「一点を2分間見つめる」など手軽にできるものを、自分なりに日常生活に取り入れてみるのは、おすすめです。

本日紹介した、ヤニスのルーティーンの他にも、多くの選手が自分なりの儀式を行っているのを、よく目にします。

下3人のスター選手たちの代表的なルーティーンで、どれが皆さんのお気に入りですか?

1 レブロン・ジェームス(レイカーズ)

恒例のティップオフ直前に、滑り止めの白い粉を高く舞い上げるパフォーマンス。

2 デビン・ブッカー(サンズ)

コービーがかつてブッカーに会った際に、送った

“Be Legendary” 「伝説になれ」

という言葉をバッシュに手書きして、試合に挑むルーティーン。
(筆者はこれが一番好きです。。)

3 ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
試合前のウォームアップにて、独自のドリブルスキルとシュート練習をルーティンに組み込み、ホームゲームでは、選手出入口付近から超ロングディスタンススリーを放つカリー。
プレゲームウォームアップとして知られているこのルーティーンだけで、Youtubeに20分の動画が上がるほど人気です。

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reference : https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/1750984X.2021.1944271

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