科学が証明したスポーツで結果を出す人が行っている行動とは?

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当ブログでは、海外研究や論文を元にした科学的な練習法を紹介したり、話題の海外スポーツトピックから、データベースな新情報をお伝えしております。 たまにスポーツ英語も紹介。

MLB、NBA、NPB、ヨーロッパサッカーが題材となっていることが多いです。

筆者は、ダルビッシュ有さんとフアン・ソトの大ファンで、夢はサンディエゴに生で見に行くこと。高校まではただの野球人だったが、海外のスポーツが好き過ぎて、英語を学び、日本の外に住んでいる20代。

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  今回はスポーツの試合前などで、不安に感じたアスリートが行なっている行動の中から良い結果に繋がりそうな行動を研究した論文を紹介いたします。

 この研究のメインは試合前の不安によってパフォーマンスが低下している選手が多くいるが、この感情をコントロールするにはどのような行動が効果的なのかを調べています。

310人の卓球選手を対象に行われた研究によると結論は…

ポジティブな考え自分に対する言葉の投げかけ(私はできるなど)はポジティブな結果に関連
・逆に
ネガティブな考えネガティブな結果に関連している。
加えて、さらに高いパフォーマンスを出した選手はその他の選手に比べてよりポジティブな言葉を自分に投げかける頻度が多かったそうです。 

 個人的には、思えば実現するという引き寄せの法則は科学的には正しくないと証明されてしまっているのでポジティブシンキングがパフォーマンスを高めるというのは意外でした。

  しかし注意してほしいのは、これが ”試合前の行動” もしくは ”パフォーマンス前” という点です。 
日常的にポジティブシンキング(やればできる。成功した自分を想像など)を利用していると不幸になりやすいし、結果には結び付きずらいというのが、別の研究によって既に発見されてしまっているので注意が必要です。

 短期的に本番のパフォーマンスを上げるのには役立つかも可能性がある。そんなとこですかね。。
 今回は、短期的にパフォーマンスアップが期待できる行動を紹介してきましたが、他にも、本番前に不安や緊張の感情を、脳内で遮ることができる可能性がある行動も別の記事にて紹介しています。こちらも、3分から出来て、なんと皆さんお馴染みのあのゲームに不安感を、減少させる効果が科学的に発見されていますので、本番に強くなりたい方は、次のリンクからチェックしてみてください。続きはこちらから

Reference; https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jopy.12451?af=R

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