今年のNBAに通ずるかも知れないバスケの論文の紹介です。
今回の論文は2008年に European Journal of Sports Science ( ヨーロッパジャーナルのスポーツ科学 ) が発表したもので、スペインバスケットボールリーグの2000-2001, 2005-2006シーズンの計870試合をスペインリーグの公式記録から分析をし、シーズンを通して成績の良かったチームと悪かったチームの違いを差別化しました。
公式記録から集められた記録は以下
・2ポイント、3ポイント(成功、失敗)
・フリースロー(成功、失敗)
・リバウンド
・アシスト
・スティール
・ターンオーバー
・ ブロック(自分達が相手をブロックした数、ブロックされた数)
・ファウル (受け取った、与えた)
その分析結果はというとアシスト、スティール、ブロックの数を通してシーズンのベストとワーストのチームを差別化できたそうです。
そしてこの論文はこのようにまとめられています….
シーズンを通してのパフォーマンスは選手とプレーヤーのパススキルに加えてディフェンスへの準備によって支えられているのかも知れない。
確かに言われてみれば、今年のNBA上位チームのユタ・ジャズ、ゴールデンステート・ウォリアーズ、フェニックス・サンズ、シカゴブルズは全てチームディフェンスがトップクラスのチームですよね。
プレーオフのような短期決戦ではどうなるか分かりませんが長期的な視点で見るとディフェンスが重要なのかも知れませんね。
1つの参考情報までにどうぞ、、、
Reference; https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17461390802261470?src=recsys