MLBでどのようなトレーニングが行われているのか聞き取り調査した結果…

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当ブログでは、海外研究や論文を元にした科学的な練習法を紹介したり、話題の海外スポーツトピックから、データベースな新情報をお伝えしております。 たまにスポーツ英語も紹介。

MLB、NBA、NPB、ヨーロッパサッカーが題材となっていることが多いです。

筆者は、ダルビッシュ有さんとフアン・ソトの大ファンで、夢はサンディエゴに生で見に行くこと。高校まではただの野球人だったが、海外のスポーツが好き過ぎて、英語を学び、日本の外に住んでいる20代。

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今回はメジャーリーガーの行っているトレーニング内容を調査した興味深い論文がありましたのでそちらを紹介したいと思います。
さまざまな練習メニューが野球界にはありますが、MLBではコンディショニングを整えるトレーニングから筋力アップまでどのようなトレーニングが行なわれているのでしょうか。

この調査はMLBでコンディショニングコーチを行う30球団のコーチにアンケート調査を依頼して21人のコーチが回答してくださったそうで、アンケート内ではトレーニング内容やプランそしてユニークな練習方はあるかなど聞いています。

調査結果はこのようになっておりました。

・主に身体組成計が共通で使われている体のコンディショニング管理システム。
・全てのコーチが選手の柔軟性を改善するプログラムを行っていた。
・全てのコーチが走るスピードの改善のためのフォーム修正の練習を取り入れていた。
・21人中20人のコーチが瞬発力を鍛えるプライオメトリクストレーニング(箱にジャンプして上り下りを繰り返したりする)を採用。
・21人中18人のコーチがピリオタイゼーションモデル(トレーニング量や重さをその週によって分けて行うトレーニング方式)に従ってトレーニングを進めていた。
・そして21人中5人のコーチがオリンピックスタイルリフトという名のウエイトトレーニングを行っていたそうです。詳しく知りたい方はこちらに代表的な動きが載せられています。Olinpic-style lift
これは主に下半身のウエイトトレーニングでスクワットとレンジがメインで行われ、下半身の筋力向上に加え瞬発力upも期待できるそうです。

スピードや瞬発力を鍛えるトレーニングが多く載せられていました。やはり近年の野球界はパワーだけやスピードだけというよりもスピードを兼ね備えたパワーヒッターなどの総合的に優れた選手が評価される時代なのですかね。。。
次回はNBA編も紹介いたします。そして後日に難しい名前のトレーニング(オリンピックスタイルリフトやプライオメトリクストレーニングなど)の内容をまとめたブログも載せたいと思います。

Reference; https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16095401/
 

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