【cheese スラング】high cheese=高めの速球?MLB中継で学ぶ野球英語

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管理人は、大の海外スポーツファンで、昨年はサンティアゴベルナベウでレアルマドリードを観戦。NBAとMLBは今年西海岸で観戦予定。高校まではただの野球人だったが、海外のスポーツが好き過ぎて、英語を学び、日本の外に住んでいる20代。

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「cheese」スラングの意味とは?MLBの速球とhigh cheeseを解説

MLBの英語中継を見ていて、実況が “That’s some high cheese!” と叫ぶのを聞いたことはないでしょうか。

チーズ。乳製品のあれです。しかし画面に映っているのは、160km/hの豪速球。

少しマニアックなスポーツ英語を定期的に紹介しています。今回は野球界で頻出するスラング、“cheese” についてです。

この単語を入り口に、球種の英語名球速の言い方まで押さえておくと、英語実況の理解度が一気に変わります。そこまで一気に解説していきます。

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結論:cheese は「速球」

先に結論です。

野球における “cheese” は、「速球(ファストボール)」を指すスラングです。

単に速いだけでなく、「打者が分かっていても打てない、質のいい速球」というニュアンスを含みます。褒め言葉です。

He’s throwing cheese tonight. 今夜の彼は速球が走っている。

That’s straight cheese. 完全に本物の速球だ。

He brought the cheese in the ninth. 9回、彼は速球で押した。

“high cheese” の意味|高めの速球

そして本題の “high cheese”

これは 「高めに投げ込まれる速球」 を意味します。ストライクゾーンの上部、あるいは少し外れた高さに来る、力のあるファストボールのことです。

He blew him away with high cheese. 彼は高めの速球で三振に切って取った。

なぜ「高め」が特別扱いされるのか

近年のMLBでは、回転数(spin rate)の多い速球を意図的に高めに集める配球が主流になりました。

ホップするように見える高めの速球は、打者の目線からは「浮き上がってくる」ように感じられ、バットの下を通過します。低めに投げるのが定石とされてきた野球において、あえて高めを攻めるのが現代的な戦術になったわけです。

だからこそ「high cheese」は、単なる高めの球ではなく、投手が勝負をかけた一球として語られます。

はっきりした定説を調べても有力説はでてくるが、語源には諸説ありなのが謎なところ、、、

cheese の仲間|速球を表すスラング英語表現

速球を指す言葉は、cheese 以外にもたくさんあります。MLB中継ではこれらが入れ替わり立ち替わり登場します。

英語ニュアンス
cheese / cheddar質のいい速球
heat / heater速球。「bring the heat」で「速球で押す」
gas速球。「throwing gas」=ガンガン飛ばしている
smoke速球(やや古風な響き)
fastball速球(正式名称)
high heat高めの速球(high cheese とほぼ同義)

例文

He’s bringing the heat. 彼は速球で押している。

This kid throws absolute gas. あの若手はとんでもない速球を投げる。

「cheese」「heat」「gas」はほぼ同じ意味で使われるので、セットで覚えておくと聞き取りが一気に楽になります。

【重要】球種の英語名を覚えよう

cheese の話から一歩進んで、英語実況で必ず出てくる球種の名前をまとめます。ここを押さえると、中継の理解度が別物になります。

英語日本語
four-seam fastballフォーシーム(直球)
two-seam fastball / sinkerツーシーム/シンカー
cutterカットボール
sliderスライダー
sweeperスイーパー(横変化の大きいスライダー)
curveballカーブ
changeupチェンジアップ
splitter / split-fingerフォーク/スプリット
knuckleballナックル

例文

He struck him out on a nasty slider. えげつないスライダーで三振を奪った。

His splitter is filthy. 彼のスプリットはえげつない。

nasty / filthy / dirty はいずれも「えげつない、とんでもない」という最上級の褒め言葉です。直訳すると悪口に見えるので、初見だと戸惑うポイントかもしれません。

野球以外の「cheese」スラング

cheese は野球以外でもスラングとして使われます。混同しないよう、代表的なものを押さえておきましょう。

表現意味
cheesyダサい、寒い、安っぽい
heddar / cheeseお金
say cheeseはい、チーズ(写真撮影)
cheesed (off)イライラしている(英国寄りの表現)
cheese(ゲーム用語)ずるい戦法、ハメ技

特に cheesy(ダサい・寒い) は日常会話での使用頻度が非常に高く、野球の cheese とは意味がまったく異なります。

That movie was so cheesy. あの映画、めちゃくちゃ安っぽかった。

同じ単語でも、野球の文脈では最高の褒め言葉、日常会話では貶し言葉になるという点は、面白いところです。

よくある質問(FAQ)

Q. 野球の「cheese」はどういう意味ですか?

A. 「速球(ファストボール)」を指すスラングです。単に速いだけでなく、打者が対応できないほど質の高い速球というニュアンスを含んだ褒め言葉です。

Q. 「high cheese」とは何ですか?

A. 「高めの速球」という意味です。ストライクゾーンの上部を攻める力のあるファストボールを指し、現代MLBでは有効な攻め方として重視されています。

Q. cheese と heat、gas の違いは?

A. いずれも速球を指し、意味はほぼ同じです。実況では入れ替えて使われるため、どれも同じものだと理解しておけば問題ありません。

Q. 「cheesy」は同じ意味ですか?

A. 別物です。cheesy は「ダサい」「安っぽい」という意味で、野球の cheese とはまったく異なります。

まとめ

  • 野球の cheese は「速球」。質の高い一球を指す褒め言葉
  • high cheese は「高めの速球」。現代MLBでは重要な攻め方
  • heat / gas / cheddar も同じく速球を指す
  • 日常会話の cheesy(ダサい) とは意味がまったく違うので注意

英語実況は情報量が多く難しく感じますが、速球の言い換えと球種名を押さえるだけで、聞き取れる範囲が大きく広がります。

次にMLB中継を見るときは、実況が速球をどう呼んでいるか、ぜひ耳を澄ませてみてください。

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